研究活動の成果
ライスパワーNo.7
「表⽪乾燥健全化剤」

ライスパワーNo.7は、表⽪の健全化効果を持ち、特に⽪脂分泌を促進する効果により、表⽪の乾燥を改善する素材です。
⽪脂は、汗腺から分泌される汗と混ざりあい⾓層表⾯に“⽪脂膜”を形成し、⽪膚からの⽔分蒸散を防いでうるおいを保つバリア機能の⼀端を担っています。

1. 即時⽔分保持能増⼤効果

試験⽅法

■被験者:8名(ボディについて乾燥肌の⾃覚のある⽅)
■被験部:前腕内側
■サンプル:⽔、尿素、ヘパリン類似物質、ライスパワーNo.7
■測定⽅法:初期値を測定。サンプルを塗布し、15分おいて洗浄。洗浄60分後の⽔分保持能を測定。

結果
ライスパワーNo.7では、洗浄60分後の即時⽔分保持能が約1.3倍に増加しました。ヘパリン類似物質、尿素では、即時⽔分保持能にほとんど変化はみられませんでした。

2. ⽪脂分泌促進効果

試験⽅法

■被験者:18名
■⽅法:脂取紙法
■評価⽅法:顔⾯に塗布し、塗布前後の⽪脂量を測定した。

結果
ライスパワーNo.7配合のサンプルを7⽇間塗布した結果、塗布前を100%として⽪脂分泌量が134.9%に増⼤しました。

3. カサカサ肌改善効果

試験⽅法

■被験者:⽪膚の乾燥症状を伴う19名(平均年齢48歳)
⽪脂⽋乏症6例、⽼⼈性乾⽪症4例、顔⾯乾燥性湿疹4例、進⾏性⼿掌⾓⽪症5例
■⽅法:ライスパワーNo.7配合のミルクローションを4週間連⽤した。
■評価⽅法:⽪膚科専⾨医による⽪膚所⾒およびかゆみ重症度のスコア化。

⽪膚科専⾨医による⽪膚所⾒

重症度のスコア化

(試験機関)リハビリテーション大神子病院皮膚科

結果
「やや有⽤」「有⽤」「極めて有⽤」を合わせた有⽤率は94.74%となりました。
またかゆみは、1週間後には⼤きく改善し、2週間後には改善度88.89%に達しました。

4. キメ改善効果

試験⽅法

ライスパワーNo.7配合サンプルを4週間連⽤し、使⽤前後でキメの状態を観察した。

使⽤前
使⽤前
4週間使⽤後
4週間使⽤後
結果
ライスパワーNo.7配合のサンプルを4週間連⽤後、キメの改善がみられました。

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