研究活動の成果
ライスパワーNo.11
【皮膚水分保持能改善剤】

2001年9月に厚生労働省より、「皮膚水分保持能の改善」の効能・効果を持つ医薬部外品の有効成分として認められました。

  • 新規効能
    皮膚水分保持能改善
  • 新規有効成分
    ライスパワーNo.11

ライスパワーNo.11は、従来にはなかった「皮膚水分保持能の改善」という新規効能を認められた素材です。新規効能の承認は、1980年に薬事法(現・薬機法)が制定されてから初めてのことです。
なお、医薬部外品の薬用化粧品のカテゴリーで新規効能の承認を取得したのは、これまでにわずか5例しかなく、そのうちの3例をライスパワーエキスが取得しています(2022年現在)。

世界初の素材

ライスパワーNo.11は、米のみを原料に開発した、皮膚水分保持能の改善(バリア機能改善)効果を持つ世界で初めての素材です。
「皮膚水分保持能改善作用をもつ素材は文献上報告されていない。よって国内・外問わず、また医薬品、医薬部外品、化粧品を問わず使用事例はない。」として厚生省(現・厚生労働省)に正式受理されています。

1. 水分保持能の改善とは?

水分保持能改善効果

皮膚水分保持能とは…

人には本来、恒常的に健康な肌を生み出す力が備わっており、これによって水分を保ってバリアを強く保つことが出来ています。
皮膚水分保持能とは、肌そのものが持つ水分を保つ能力です。これが健全であればみずみずしい肌となり、外部からの抗原や刺激物質の皮膚内侵入を防ぎます。

また、皮膚水分保持能が正常であるということは、バリア機能に重要なセラミド等の細胞間脂質を、肌自ら十分につくる力があるということでもあります。

2. ライスパワーNo.11の水分保持能の改善効果

水分保持能改善効果

(1) 水分保持能改善効果

試験方法
■被験者:15名
■被験部位:前腕内側
■方法:サンプルを毎日2回継続塗布し、開始前、塗布開始2および4週間後の皮膚水分保持能を測定
結果
ライスパワーNo.11の継続塗布により2週間後、4週間後のいずれにおいてもプラセボと比較して有意に皮膚水分保持能が上昇することが確認できました。

バリア機能改善効果

(2) バリア機能改善効果

試験方法
■被験者:15名
■被験部位:前腕内側
■方法:サンプルを毎日2回継続塗布し、開始前、塗布開始2および4週間後のTEWL(経表皮水分蒸散量)を測定
結果
ライスパワーNo.11の継続塗布により徐々にTEWLが低下、すなわち皮膚バリア機能が高くなる傾向が見られました。

セラミドの増大効果

(3) セラミドの増大効果

試験方法
■被験者:10名
■被験部位:前腕内側
■方法:5%ラウリル硫酸ナトリウム(SDS)で人工荒れ肌をつくり、アセトン・エーテル混合溶媒で細胞間脂質を抽出。ライスパワーNo.11もしくはプラセボを1週間使用し、含有されているセラミドの総量を測定
結果
プラセボ側に対するセラミド量の比率は、ライスパワーNo.11の使用により1週間で1.4倍に増大しました。

3. No.11の作用機序

No.11の作用機序

生まれ変わりのサイクルが乱れて、健康な肌を生み出す力が弱まると、乾燥しやすく、肌表面が不健康な状態に。
また、バリア機能が不十分なため、外的刺激が容易に侵入し、肌荒れやかゆみなどのトラブルが発生しやすくなります。

基底層にまで浸透

基底層(肌が生まれる場所)にまで浸透

まずは肌表面に素早く潤いを与えながら、肌が生まれる基底層にまで浸透する。

健やかな細胞が育ち始める

健やかな細胞が育ち始める

基底層にまで働きかけ、すこやかな細胞が育ち始める。

皮膚水分保持能の健全な肌

皮膚水分保持能の健全な肌

肌の内側に働きかけ、日本で唯一の効果「皮膚水分保持能の改善」で肌本来の力を高める。肌そのものがうるおいを逃がさず、バリア機能がしっかり働くように導く。

ライスパワーNo.11は、肌細胞がつくられる基底層にまで浸透し、角化細胞を活性化。健康な細胞が生まれ育ち入れ替わっていくターンオーバーのサイクルを整え、セラミドの生成を促進して肌本来の水分保持能を改善することで、バリア機能を高める作用があります。

水分保持能が正常に、そして高まった状態を続けていくことで、肌のターンオーバーは常に正常化し、そもそも刺激に負けない強い肌、悩みの起こりにくい健やかで美しい状態を保つことになるのです。
健康な細胞で満たされた肌を育て続けることが、繰り返す肌トラブルの原因に対する根本的アプローチとなります。 ライスパワーNo.11は、健康な肌を生み出す力を改善します。

スキンケアアトピーケア

4. 保湿剤との違い

一般的な保湿剤

一般的な保湿剤

水分を皮膚に与える保水性を持つ成分や蒸発を防ぐ油剤などを保湿剤と呼びます。皮膚表面に留まって潤いを保つ効果を発揮し、バリア機能の低下を補います。
肌自ら持つバリア機能を働かせる力を高めたり、バリア障害を根本から解消するものではありません。

水分保持能の改善

水分保持能の改善

水分保持能が高まった肌は、自ら潤いを保ってバリア機能を発揮できるため、刺激に強く、トラブルを起こしにくくなります。
水分保持能の改善は、外部からセラミドなどの保湿成分を塗布することで得られるものではありません。

5.補うセラミドと生み出すセラミド

セラミドとの比較

※セラミド濃度は、皮膚水分量に対する有効性が確認されていた濃度に基づいて設定

試験方法
■被験者:15名
■被験部位:前腕内側
■方法:サンプルを毎日2回継続塗布し、開始前、塗布開始2および4週間後の皮膚水分保持能を測定
結果
ライスパワーNo.11は長期間の使用で皮膚水分保持能を改善します。一般的な保湿剤として、セラミドを同様に塗布してもこのような効果は確認できませんでした。

6. アトピー性皮膚炎への有用性

アトピー皮膚における臨床試験結果
試験方法
■被験者:アトピー性皮膚炎の方47名
■方法:ライスパワーNo.11配合クリームを4週間連用し、有効性を評価。(徳島大学の臨床試験による)
結果
89.4%の方で有用であるとの結果が得られました。

【特集】アトピー性皮膚炎と
ライスパワーNo.11

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